糖質制限の経過報告

糖質制限を今年の9月からやっています.
自分向けのまとめも兼ねた,糖質制限 Advent Calendar 2015の16日目の記事です.
前の人はKosuke Kidaさんで,「ランナーから見た糖質」でした.
次の人はyancyaさんです.

糖質制限

糖質制限をする前は,77kg〜78kgでした.

今年の4月までは72kg前後で推移していました.
今年の3月,4月に結構暴飲暴食してしまい,75kgまで増えてしまいました.
更に酷いことに,4月,5月ぐらいに冷凍うどんの旨さに目覚めてしまい,主食を冷凍うどん2玉,3玉にしてしまいました.
あれよあれよと体重が増えて,数週間で77kg〜78kgに.

そもそもとして,ちっちゃい時から炭水化物が大好きでした.
中学生で82kgとかあったのですが,思い返せばあの時のご飯(米)の食べ方は異常でした.
普段から米を丼(「おちゃわん」なんて可愛いものではない)で食べていました.
しゃぶしゃぶとかすき焼きをすると,米を丼で3杯ぐらい食べていた気がします.

何故太るのか疑問でしたが,糖質制限を知り,糖質と脂質がどう働くかを知ったら,断言できます.
太る原因は(もちろん運動不足もありますが)糖質と脂質でした.

糖質制限のきっかけ

糖質制限のきっかけは留学でした.
留学はきっかけにもなりましたし,お米を食べなくても辛くなくなる要因にもなりました.

↓No.1 Crazy American Dinner(左から炭水化物,炭水化物,肉,炭水化物)

8月〜9月の第一週までアメリカのシアトルに留学していました.
噂通りアメリカ人はめっちゃ食います.
というか,めっちゃ食わせてきます.
親戚のおばちゃんもビックリなぐらい食わせてきます.
断っても食わせてきます.むしろちょっとキレて食わせてきます.

日に日に,ズボンきつなったなぁと思うようになりました.
留学も終盤に差し掛かった8月下旬,ホストファミリーの親戚の家で体重計に乗った時に,82kg*1という数字を目にします.
これはヤバいと思うようになりました.
何としても痩せねばと.

そんな時にグーグル先生が糖質制限の存在を教えてくれました.
最初に見たのは「【マンガ】で分かる糖質制限ダイエット 誰でも細マッチョin池袋皮膚科 | ゆうスキンクリニック(皮膚科)」でした.
漫画形式で読みやすく,理論についても触れられていました.
これを見た時に糖質制限をやろうと決めました.

余談ですが,我が家は糖尿の家系だったので,糖質制限にはより一層惹かれました.

実はアメリカでも少し糖質制限をしていました.
お昼ごはんはObertoのベーコンジャーキー(1袋800円〜1000円するけどめっちゃうまい)にするとか.

これ,めっちゃうまいので,アメリカに行った時は食べてみて欲しい.何故日本に無いのかと思うぐらい.アメリカで食べて美味しかった数少ない食品の1つ.

アメリカの炭水化物は本当に美味しくなくて,パンも,スパゲッティも,ご飯も圧倒的に日本の方が美味しかったです.
特に僕が大好きなお米は酷くて,日本の様な良質なお米がないのも問題なのだけど,炊飯器が貧弱過ぎて全然美味しく炊けてませんでした.
そのため日に日にあまり炭水化物を食べたいと思わなくなりました.
お陰で,日本に帰った後もご飯を食べなくても辛いとは思わなくなりました.
これが,上で述べたお米を食べなくても辛くなくなる要因という点です.

糖質制限

9月から糖質制限を始めました.
ようやく本題です.


9月上旬〜中旬


糖質制限を始めた1週間は徹底的に糖質を抜きました.アトキンスダイエットで言うインダクションです.
お肉や卵,お魚をメインに食べるようにし,お肉だけではお腹が空くので野菜やキノコも今まで以上に食べるようにしました.
この時は本当に辛かった記憶があります.
それは炭水化物を食べられない辛さではなく,全然お腹が一杯にならない,満腹感が出ない辛さです.

満腹感を感じるのは血糖値が上昇した時です.
この時の糖質漬けの脳は糖質制限食では血糖値が上がらなく,全然満腹感を感じないでしょうね.
気を紛らわすためにアタリメとかスルメとかを食べました.これは結構効果的でした.

身体の変化としては,この時期は結構頭痛が起きた記憶があります.
また,あまり力が入らなくなりました.
とは言いつつ,9月は夏休みで,家でダラダラするぐらいだったので特に辛くはありませんでした.
今までは快便でしたが,糖質制限食に移行しだすとビックリするぐらい便が出なくなりました.

この辺りはインダクションに起きるとよく言われる現象ですね.

別の辛さとしては,最初の1週間は全然体重が減りませんでした.
なので,これが効果があるのかが視覚的に分からず,精神的に辛かったです.
でも一週間を過ぎてからは面白い様に毎日300g〜400gづつ減りだしたので面白くなりました.

9月下旬〜10月下旬


この時期でも糖質は一日40gに収まる様にしました.
多分20gを超えない日の方が多かったと思います.

この頃から料理に凝りだしました.
さすがに飽きてきたので.

一番料理に力を入れていた時期だと思います.
この時の晩御飯例.お肉しか写っていないのは,お肉に加えて,サラダ(サニーレタス+シーザドレッシング)も食べていました.
お肉か魚,野菜,キノコの組み合わせになるようにしました.

この時期になると空腹感は全然感じ無くなりました.
ただ,チョコとかの甘いものをメチャクチャ食べたくなりました.
無性にチョコが食べたくなったので,色々低糖質なチョコを買いあさりました.

左2つはとにかく苦い.食べた時に糖質制限してるな〜という実感と謎の達成感を得られるので良い.
右のは普通のチョコとあまり変わらない.左2つを食べたことがあるとメチャクチャ美味しく感じられる.チョコに砂糖を入れた人は天才だと思える.

この時期も徐々には減っていた.
でも,週末に横浜に行ったりして外食を結構していたので,減っては増え減っては増えという感じ.

10月下旬には72kgまで戻せた.

10月24日〜11月1日

JavaOneのためにサンフランシスコに行っていました.
炭水化物は控えめでしたが,散々美味しい物をたらふく食べました.最高でした.
無限ビールも,無限ワインも飲んだ.
食後のアイスも食べた.飛行機でハーゲンダッツ出るので最高.

2kg太りました.

74kg.

11月上旬〜今まで


寒くなってきたので,この頃から家鍋を始めました.
11月の中旬までは前述のような料理をしていました.

ただ,キッチンに立つのも辛いし,鶏を捌くのも指が凍える様になってきたので,11月中旬以降は鍋ばっかりになりました.
鍋は基本的に豚肉,白菜,厚揚げでしています.
豚肉は100g100円前後で買えるので結構コスパは良い.
お肉は300g〜400gを食べるようにしています.
たまに椎茸やネギも入れます.

基本的に鍋キューブの「濃厚白湯」,「寄せ鍋しょうゆ」,「豚骨味噌」をローテしている.
180cc水/1キューブなのだけど,それじゃ全然煮えないし,すぐに水が蒸発してしまうので一回に3キューブ使っている.
1キューブ当たり,炭水化物量が2g〜4gぐらいなのでそこまで糖質多くない.
出汁を全部飲む訳じゃないしね.

そんなこんなで,11月16日には一時的に最初の目標である70kgを切りました.
減少幅は以前よりも小さくなりましたが.一週間に500gづつぐらい減っていっています.

現在は67kg後半で推移しています.

糖質制限の結果と今後

体重:77kg -> 67.6kg
体脂肪率:20.6%*2
服のサイズ:L〜LL -> M〜L

Mサイズの服が入るようになったのが凄く嬉しい

痩せたけど,体形としてはまだまだという感じ.
食事制限しかしていなくて,あまり運動をしていなかったので,今後は運動も合わせてしていきたい.

とりあえず,次の目標として体重65kg,体脂肪率18%を目指している.
その後は60kg,15%を目指したい.

今は甘いものを食べたいと思うことも少なくなったし,炭水化物も食べたいとは思わない.
なので,糖質制限をするにしてもしないにしても,炭水化物控えめな食事になると思う.

糖質制限の副作用

自炊するようになった

自炊するようになりました.
家事スキルがかなり上がった

食費は増えなかった,むしろ減ったかも

糖質制限をすると食費が増えるという風に言う人もいるけど,僕の場合はむしろ減った気がします.
上の自炊するようになったにも関わるのだけれど,今まではコンビニ弁当,外食が主だったので結構食費が掛かっていました.
今は1日1000円も掛かっていないので結果的には食費は減ったと言えるかも.

*1:アメリカはポンドだったので180ポンドとかぐらいだった気がする

*2:最初に体脂肪率を測っていなかったので結果しかない.多分25%は超えてたと思う